力強いおなご

映画は、所詮作られた世界で、現実に似せているようで、実は現実とはものすごーくかけ離れている世界だと、ふとした拍子に気付くけど、それでも、その世界の住人から得られることは非常に多いと思う。
私も全力で頑張りたいものです。
力強く生きてる人は素敵です。見習いたい。でも、強さの意味を履き違えずにしたい。某会社の女性たちの強さは種類が違いすぎると思うもーん。しなやかにたくましく生きていきたいなー。
と、今日、お昼に自分で作った納豆オムレツを食べながら映画観ながら思った。笑
またしてもボルベールを観てたんだけどね。
力強いんだもの。ペネロペ・クルス




しかし、お風呂の中ではダメな大学生が主人公のものすごく退廃的な本を読んでいる。笑

四畳半神話大系

四畳半神話大系

最近マイブームの森見登美彦氏の本です。
なかなか面白い手法です。この作品は。
同じ主人公で4つの並行世界が展開されているんだけれど、それぞれの可能性を辿っていっても、行き着くところは同じ自分なんだなぁとひしひし伝わってくる。
すべては自分次第ということか。


物語に出てくる樋口氏がいいことを言ってました。

我々の大方の苦悩は、あり得るべき別の人生を夢想することから始まる。自分の可能性という当てにならないものに望みを託すことが諸悪の根源だ。今ここにある君以外、他の何者にもなれない自分を認めなくてはいけない。


現実逃避とい妄想を最近の特技とする私にとっては胸に突き刺さる言葉。
あの時こうしていれば。
あの時ああしていれば。
そういうしても意味の無い後悔をしたり、この作品の後ろ向きな主人公のような別の可能性を羨ましがったり、そんなことをして無駄だとわかっていても考えてしまう私の弱点とも言える性分に釘を刺されたような気が致しました。
しかと今の私と向き合って今現在を強く生きていかねばなるまいなぁと思った所存でございまーす。




しかし結果待ちの日々は苦痛です。